宮崎と神話。それは切っても切り離せないほど密接に繋がっています。
その神話の根拠になっているのが「古事記」と「日本書記」です。
詳細は後述の「古事記」と「日本書紀」のページで少し掘り下げようと思います。
<古事記>
上巻(かみつまき)「天のはじまり~神武天皇誕生」
中巻(なかつまき)の一部「初代 神武天皇」
<日本書紀>
巻第一 神代 上 「天地のはじまり」~「八俣の大蛇」まで
巻第二 神代 下 「芦原中国(あしはらのなかつくに)の平定から神武天皇誕生まで
巻第三 神武天皇 東征や金鵄の飛来、橿原宮での即位まで
この部分が特に宮崎と非常に密接に関わってきます。
上記に出てくる神武天皇は宮崎で生まれ、日向の美々津より奈良の橿原へ行き大和を平定した初代天皇。宮崎の人は「神武様」の名称で親しみを込めて呼んでいます。
神々の系譜でいうと、天照大御神の孫、邇邇芸命(ニニギノミコト)が高千穂に降り立ち、美しい木花之佐久夜毘売(コノハナサクヤヒメ)と結ばれ、生まれた子の一人 火遠理命(ホオリノミコオト)=「山幸彦」(ヤマサチヒコ)。その山幸彦の孫の一人が神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイワレビコノミコト)=神武天皇、となっています。
つまり、初代天皇の神武天皇は天照大御神の子孫である、という流れなんですね。
次のページに神話と宮崎の関わりをStory で説明しています。
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