B044.オジさん達の共同生活。パンツ編。

もうすぐ30歳、40代前半、40代後半の3オジさんの共同生活。

オジさん達はシャワールームで一日の汗を流す。

各部屋からシャワールームまで約15メートル。

シャワーを浴びて、新しいパンツを穿き、新しいシャツを着る。

服を着替えて部屋に戻る。

シャワールームから部屋に戻る導線・・・その途中。

・・・パンツが落ちとる!

もうすぐ30歳のパンツか、50歳手前の2オジさんの どちらかだ!

そんな時に

オジさんエキスの詰まった使用済みパンツを手にし、どちらかの部屋の扉をノックする野暮なことを私はしない。

オジさんがオジさんのパンツを手にし、部屋を訪ねる。

訪ねる方も訪ねる方だが、

訪ねられた方も訪ねられた方だ。

両方が得をしない行動を大人のオジさん達は好まない。

そんな時 私は そっと、ツメ先でパンツをツマみ、シャワールームの籠にそっと戻す。

そう。

こうして、紳士たちの共同生活はお互いに干渉せず、大きなトラブルもなく平穏に過ぎていく・・・

※ちなみに50歳手前のおじさんは超細見。そして夜寝る時はパンツ一丁。朝 起きて台所で顔を会わせるときも当然、パンツ一丁。最近は寒くなっているので長めの黒のロングTシャツを着るようになった。けれど、下は何故かパンツ一丁。細身のシルエット、黒のロンT・黒のパンイチ。11月の朝はまだ暗い。この間、一瞬 エバンゲリオンの使徒に見えた・・・。