こちらは県北。美郷町南郷区にある神門(みかど)神社。
南郷は県南の日南市でも使われる地名ですが、こちらは旧南郷村になります。
この美郷町南郷区(南郷村)には百済王の伝説があります。
時は西暦660年、唐と新羅の連合軍により敗れた百済国の王族が日本に亡命し、辿り着いたとされるのが、ここ南郷村。
そして、百済王族 禎嘉王(テイカオウ)を祀るのが本日の神門神社です。
入口すぐに狛犬があります。
百済の王を祀っているから、狛犬もちょっと特殊。
少し、胸板が厚いような気がします。
そして、階段を上っていくと
手水舎があります。
そして、
簡素ですが、本殿がありました。
神門神社本殿は国指定重要文化財になっています。
いろいろ説明がありましたが、
宮崎県内で2番目に古い建物らしいです。
そして、境内からは「西の正倉院」の入口もあります。
西の正倉院とは?
奈良の正倉院の御物と同一品といわれる銅鏡を含む、重要な文化財が存在することから宮内庁の協力の元、門外不出とされた正倉院原図を元に樹齢400~500年の木曾天然ひのきを使用し忠実に再建された建物です。
古(いにしえ)のロマン溢れる神門神社。近くに寄られたら是非!
神門神社
〒883-0306 宮崎県東臼杵郡美郷町南郷神門本村