は~い、今日はカニ鍋よ!!そして上の写真のご飯がでてきたら
一般的な家庭なら「今日の晩御飯は御馳走だ!!」って、なりますよね?
そもそも、御馳走を調べると
1.来客に食事などをふるまって心からもてなすこと。
2.また、そのための食べ物。
3.「ある目的を達成するために方々を走り回る者」を意味する
とありました。
そもそも、
御馳走は食べる側の主観ではなく、迎える側の心遣い。
なんですね。
これがベースです。
今日のご飯はエビチリよ~!
日本人は海老好きが多いから、エビチリが好きな人も多いハズ!
食事時に出されたら そんなに違和感なく、心づくしの御馳走を
「頂きま~す!」といって大半が喜んで食べると思います。
今日の宮崎日日新聞に掲載されてました。
事故です。
「今日の晩御飯は蜂ソーメンよ~!
って、これが出てきたら
「い”っ!」ってなるかな。
とりあえず、冷静になるために蜂の数 数えるかな。
やっぱり事故か・・・偶然、ソーメンにハチが入ってる
・・・にしては多すぎる!
これ、わかるんです。
触感 きっと、ソーメンに浸かって「ぐにゅぅ~」ってなってる。
おでんの大根がしゅんでるのは好きですが、
しゅんでる蜂は・・・きっと苦手です。
今でも諸塚村や椎葉村で食されているオオスズメバチ料理。
滋養強壮に良いとされています。
でも、思うんです。
カニもエビも、食されるカニ側からしたら、エビ側からしたら、されてることは蜂と同じで煮られたり、焼かれたりして食されているわけでしょう?
では、食べる側はカニもエビもいいのに、なぜ昆虫はダメなのか?
それは子どもの頃からの圧倒的な慣れだと思うんです。
それを食べ物として食べてきたから、食べられる。
けれども、この差は大きい。
最近の韓国で、犬をペットとして飼う人が増えているそうなんです。
別にそれって普通でしょう?って思うじゃないですか。
ネットの記事でみたのが、
「犬を飼っている人は、犬を食べる相手とデートできますか?」というタイトルでした。
なんとも違和感のあるタイトルでした。
現在、犬を食べない文化の日本では、まずタイトルとして上がってこない内容でしょう。
中国、韓国は犬を食べる文化が昔からあります。ただ、日本にはないだけなのですが・・・これもどっちがいいとか、悪いとか言えません。
取引先の社長が中国で県知事レベルの人達と食事をしたとき
最大級のおもてなしとして、いろいろな昆虫料理が出てきたそうです。
思いが込められた、紛れもない御馳走です。
(いや、でもそれ罰ゲームやん)
それも逃げ場のない、カメラも回ってない、ただただ地獄絵図。
聞くだけでゾッとしてしまいました。
高蛋白質を含み、機能性食品としても注目の昆虫。
来る食糧危機に備えて何かと話題の昆虫食。
興味はあるけれど、食べたいとは思えない・・・。
けれども、生き残る選択肢とし昆虫食も、少々葛藤。
想像してみてください。
昆虫・虫を食べる様子を。
エビチリを想像しながら・・・芋虫を食べる・・・
巻いているから、エビチリみたいに・・・やっぱりダメだ。
赤いチリソースにディップして・・・あぁ~・・・
どこまで行っても芋虫は芋虫です。
メダカはクジラになりません。
トンビは鷹になりません。
そして、芋虫はエビにはなりません。
芋虫を食べるなら、まだ蜂の方が良いかな。
でも、どうせ食べるなら生よりか、唐揚げあたりから始めたいな。
心づくしの昆虫料理なら、御馳走です。
作り手の気持ちを考えてワガママ言わずに食べたいものです。
家に帰って作ってもらう妻の手料理。
日々忙しい中に作ってもらう、心づくしの料理、御馳走です。
多少、味が好みでなくても感謝して食しなければなりません!
昆虫料理ではないのですから!
これに文句なんて言った日には・・・
夫婦喧嘩になってしまいます。
そうなったら・・・きっと、犬も食いません。