B024.ご馳走って何?

は~い、今日はカニ鍋よ!!そして上の写真のご飯がでてきたら

一般的な家庭なら「今日の晩御飯は御馳走だ!!」って、なりますよね?

そもそも、御馳走を調べると

1.来客に食事などをふるまって心からもてなすこと。

2.また、そのための食べ物。

3.「ある目的を達成するために方々を走り回る者」を意味する

とありました。

そもそも、

御馳走は食べる側の主観ではなく、迎える側の心遣い。

なんですね。

これがベースです。

今日のご飯はエビチリよ~!

日本人は海老好きが多いから、エビチリが好きな人も多いハズ!

食事時に出されたら そんなに違和感なく、心づくしの御馳走を

「頂きま~す!」といって大半が喜んで食べると思います。

今日の宮崎日日新聞に掲載されてました。

事故です。

「今日の晩御飯は蜂ソーメンよ~!

って、これが出てきたら

「い”っ!」ってなるかな。

とりあえず、冷静になるために蜂の数 数えるかな。

やっぱり事故か・・・偶然、ソーメンにハチが入ってる

・・・にしては多すぎる!

これ、わかるんです。

触感 きっと、ソーメンに浸かって「ぐにゅぅ~」ってなってる。

おでんの大根がしゅんでるのは好きですが、

しゅんでる蜂は・・・きっと苦手です。

今でも諸塚村や椎葉村で食されているオオスズメバチ料理。

滋養強壮に良いとされています。

でも、思うんです。

カニもエビも、食されるカニ側からしたら、エビ側からしたら、されてることは蜂と同じで煮られたり、焼かれたりして食されているわけでしょう?

では、食べる側はカニもエビもいいのに、なぜ昆虫はダメなのか?

それは子どもの頃からの圧倒的な慣れだと思うんです。

それを食べ物として食べてきたから、食べられる。

けれども、この差は大きい。

最近の韓国で、犬をペットとして飼う人が増えているそうなんです。

別にそれって普通でしょう?って思うじゃないですか。

ネットの記事でみたのが、

「犬を飼っている人は、犬を食べる相手とデートできますか?」というタイトルでした。

なんとも違和感のあるタイトルでした。

現在、犬を食べない文化の日本では、まずタイトルとして上がってこない内容でしょう。

中国、韓国は犬を食べる文化が昔からあります。ただ、日本にはないだけなのですが・・・これもどっちがいいとか、悪いとか言えません。

取引先の社長が中国で県知事レベルの人達と食事をしたとき

最大級のおもてなしとして、いろいろな昆虫料理が出てきたそうです。

思いが込められた、紛れもない御馳走です。

(いや、でもそれ罰ゲームやん

それも逃げ場のない、カメラも回ってない、ただただ地獄絵図。

聞くだけでゾッとしてしまいました。

高蛋白質を含み、機能性食品としても注目の昆虫。

来る食糧危機に備えて何かと話題の昆虫食。

興味はあるけれど、食べたいとは思えない・・・。

けれども、生き残る選択肢とし昆虫食も、少々葛藤。

想像してみてください。

昆虫・虫を食べる様子を。

エビチリを想像しながら・・・芋虫を食べる・・・

巻いているから、エビチリみたいに・・・やっぱりダメだ。

赤いチリソースにディップして・・・あぁ~・・・

どこまで行っても芋虫は芋虫です。

メダカはクジラになりません。

トンビは鷹になりません。

そして、芋虫はエビにはなりません。

芋虫を食べるなら、まだ蜂の方が良いかな。

でも、どうせ食べるなら生よりか、唐揚げあたりから始めたいな。

心づくしの昆虫料理なら、御馳走です。

作り手の気持ちを考えてワガママ言わずに食べたいものです。

家に帰って作ってもらう妻の手料理。

日々忙しい中に作ってもらう、心づくしの料理、御馳走です。

多少、味が好みでなくても感謝して食しなければなりません!

昆虫料理ではないのですから!

これに文句なんて言った日には・・・

夫婦喧嘩になってしまいます。

そうなったら・・・きっと、犬も食いません。