メンターとは?
メンターはギリシャの詩人ホメロスが書いたとされる叙情詩『オデュッセイア』に登場する老賢人「Mentor(メントール)」の名から。
メントールは、オデュッセウスがトロイに遠征する際には勝利を導く助言をする存在で、オデュッセウスにとって信頼できる支援者であった。
そこからメンターは「助言者」「教育者」「恩師」などの意味でつかわれるようになった。
と、ホームページで検索したら出てきました。
私の中では「恩師」「師匠」とも「信頼できる存在」ともいえるニュアンスです。
前職で働いている時もいました。メンター。
年齢は父親とほぼ同年代で、大手の家電メーカーの営業出身。
曲がったこと、間違ったことはしない。誠実で尊敬できる人物でした。
前職の仕事を辞める時も、いろいろ相談し、今でもお付き合いをさせて頂いております。
現職でもいました。メンター。
メンター・・・というニュアンスとは少し違うのですが、いろいろ勉強させて頂きました。
以前、face book でいろいろ書いていたのでこれから書く内容は重複するネタも多いのですが、過去にご覧頂いたことのある皆様は復習という意味で再度楽しんで頂けると幸いです。
約10年前に転職をしました。
前職は人材ビジネスの営業。現職は産業機械の営業。
同じ営業でも業界が違えば、会社が違えば方針・商品・地域性等、全く違います。
そこで、私の教育担当として専属でついてもらったのがメンターU氏。
U氏は当時で御年75歳くらい。
昔ながらのザ・営業マン。
夜討ち朝駆け、昼はお客さんの家に上がって一緒にご飯食べる。
そういう時代でもあり、そういう営業スタイルで数多くの営業実績を上げてきた人物でした。
※現在は引退されております。
5年間くらい、ずーっと週3くらい同行してもらっていました。
いろいろ学びました。
営業とは?営業方法について。お客さんとの接し方。
お客さんの場所。お客さんの特徴。過去にどういう取引があったのか。
U氏は当時では珍しく大学に通い、本も良く読み、いろいろな知識を持っていました。
営業以外の話もいろいろ聞かせてくれました。
当時の営業手法と、現在の営業手法。親世代と子世代。
全てのやり方が正しいとは言えませんでしたが、いろいろな考え方やノウハウを身に付けるいいきっかけになりました。
一回、食べてみてん!に書いた、「ひだまり」を教えてくれたのもU氏でした。
しかし、U氏。
昔の百戦錬磨の営業マン。
営業同行している中で、いろいろありました。
次からいくつかシリーズで書いていきます。