B009.センスがいいということ。

センスとは、ラテン語の「sentīre」という単語が語源になっていてこれは、「感じる」を意味する。

英単語として「sense 」と言った場合は「感覚」「人間の五感のうち1つ(味覚、聴覚、触覚、嗅覚、視覚)」「物事の見方や考え方」「感じ方」「意義」「意見」「意識」などを意味する。

私もできれば「センス良いね!」と言われたい。

大学時代の親友が言っていた言葉を思い出します。

「俺、下手くそって言われるのは大丈夫なんだけど、センスねぇなーって言われると腹が立つ!」

確かに。

下手な部分は「技術」が足りてないということで 一生懸命、頑張ったら向上する可能性がある気がする。

けれど、センスがないって言われたら、何か「そもそも」致命傷のような気がする。

やはり、「センス」って・・・意味合いとして神が与えし持って生まれた才能のような印象があります。

ファッションのセンス、インテリアのセンス、笑いのセンス・・・センスもいろいろです。

「センス」というと何かクリエイティブなものを想像しますが、ありますよね?

仕事の上でのセンス。

近所のドラッグストアに行ったとき。

駐車場から見えたチェーン展開している散髪屋さんの看板。

センスがない。

これは設計をした人のセンスか、外装を担当した人のセンスか?

最後に出来上がりをこれで良しとした経営者のセンスか?

何れにせよ、こんなセンスのない散髪屋は利用したくない。

センスの有り無しは ある種 才能の部分は否めないところはありますが、この仕事はセンスのカケラもない。

モデルの顔の部分を避ける方法はいくらでもあったように思えます。

仕事のセンスは相手を思いやる気持ち、気遣い、心遣いで磨かれるものではないでしょうか。

営業で同行している若い修理スタッフが以前 自分で整備した機械の配線を見て言いました。

「この端子に接触しない配線の仕方、センスいいですねぇ~誰が取付したんでしょうか?」

この子も私と同様、センスがいいって言われたい人間のようです。

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