A051.で紹介した「坪谷神社」のすぐ近くにあります。
この鳥居を正面にして右側にこのような看板がありました。
拡大してみると、
こちらの仲瀬神社が建てられた経緯が書かれてあります。
前回、日向市日知屋にあります安之神社(A044.安之神社)を参拝しております。
こちらの神社はその安之神社に縁が深い神社でした。
<こちらの内容>
ある時、安之神社界隈の塩田地区で塩が固まらない現象が起こっていました。そこに力を貸したのが、東郷地区出身の山伏、野々崎丹後(ののざきたんご)。
その野々崎丹後の法力により、塩がまた固まるようになり無事に塩田を再開することができるようになったそうです。
しかし、法力で負けてメンツを潰されたことを恨みに思った他の山伏たち。
その山伏たちにより野々崎丹後、そして家族も皆、殺されてしまいました。
法力により多くの人を助けた丹後守の霊を慰めようと建てられたのがこちらの仲瀬神社、ということです。
鳥居周辺、参道は荒れています。
参道を曲がってすぐ、真上に階段があり本殿があります。
神社が荒廃している雰囲気も相まって独特の空気を感じたこの本殿。
夜はもっと雰囲気がでて怖いかもしれません・・・
人の為に尽くした野々崎丹後、安らかに眠ってもらいたいものです。
鳥居から振り返ると、牧水公園が見えます。
仲瀬神社
〒883-0212 宮崎県日向市東郷町下三ケ
坪谷神社のすぐ近く。